カテゴリ:撮影テクニック( 10 )

 

ラチチュード

今回は、ラチチュードの話をしましょう。

多くの方が、それは何?
って思われたんじゃないかと思います。

ラチチュードとは、一枚の写真で表現できる露出の範囲を言います。
これは、どのフィルムでも、デジカメでも、その範囲は違うのですが、存在します。

ラチチュードの広いフィルム、もしくはデジカメは、明るいところから、暗いところまで広く表現できます。

通常、明るいところに露出をあわせると暗いところがつぶれてしまったり、暗いところに露出をあわせると、明るいところが白く飛んでしまったりします。
このつぶれずに表現できる範囲が、ラチチュードです。

■ケース1
この写真は、森に露出を合わせているため、手前の渓流が白く飛んでしまっています。
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■ケース2
逆に、これは渓流に露出をあわせたため、森が黒くつぶれました。
a0020901_1726725.jpg


■ケース3
これまでのアナログの世界では、上記のどちらかを選択せざるをえませんでした。

もちろん、プロの世界では、グラデーションフィルターを使い、手前の渓流の明るさを暗くしてやるなどの手はありましたが、一般の人にはちょっと敷居が高いテクニックでした。

それが、デジカメを使えば、簡単に理想の写真にできるんです。
デジカメとは言っても、後処理が必要なのですが、とにかく簡単にできます。

この写真が、ケース1とケース2のよいとこ取りの写真です。
森のさわやかなグリーンが表現できつつ、渓流の流れも、白く飛ばずに、そのディテールを再現しています。
a0020901_1731591.jpg


■レタッチ
上記の写真は、ケース1とケース2の写真を合成しています。
photoshopなどで、これらの2枚の写真をレイヤーで重ねます。
この場合、ケース1の写真の上に、ケース2の写真を載せています。
そして、ケース2の写真の森の部分を消しゴムで消します。
すると、ケース1の写真が下から現れ、明るい森が実現します。

■ポイント
写真を撮影する際に、三脚を使います。
同じ写真を2枚撮るためには、必須です。

もうひとつ、rawデータが出力できるカメラの場合、露出は中間値で撮影しておきます。
そして、森を基準にした写真と、渓流を基準にした写真を現像します。
そうすることで、完全に一致した2枚の写真を得ることができます。
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  by photo_kanae | 2004-10-24 17:38 | 撮影テクニック

ボケについて

写真を撮るときに、どうやったら背景をボカスことができるのかについて説明します。
ps)老人の話じゃないですよ。^_^;

まず、カメラによって、ボケやすいものとボケにくいものがあります。

あたり前ですが、35mmカメラはボケをコントロールしやすいです。
逆にコンパクトカメラは、ボカスことが難しいです。

これは、レンズの口径(直径)に関係しています。
同じ長さのレンズであれば、口径が大きいほどぼかし易くなります。
言い換えると、明るいレンズほどぼかしやすいのです。
レンズを見てもらうとわかるのですが、f1.4とかf5.6とか書かれています。
この数字が小さいほどぼかしやすいです。

また、レンズの焦点距離が長いほどぼかし易くなります。
たとえば、28mmなどの広角系のレンズはぼかしにくいです。
300mmなどの望遠系のレンズは、キレイにボケるはずです。

それから、CCDが小さいものはぼかしにくいものが多いです。
※つけているレンズとの設計関係により一概に言えませんが。

ぼかしのナゼ? が解決しましたか?
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  by photo_kanae | 2004-06-29 10:05 | 撮影テクニック

コントラスト

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フィルムの時代は、硬い写真とかやわらかいトーンとか言っていたものですが、これをコントラストといいます。

コントラストの低い写真は、ちょっと眠い感じがしますが、諧調が豊かな写真になります。

方やコントラストが高いと、シャープに見えますが、明るいところ暗いところが極端になり、潰れてしまったりします。

じゃあ、コントラストは高い方がいいのか? 低い方がいいのか? 
これは、どちらがいいというわけではありません。
女性らしさや、やわらかい雰囲気を表現したい場合はコントラストを低めに。
男性らしさや、ピンと張り詰めた雰囲気を表現するにはコントラストは高めにしてみるといいでしょう。

フィルムの時代では、コントラスト高めのフィルムを選択したり、増感することによりコントラストを高めていました。
デジタルになり、自由に調整ができるようになり、より写真表現の幅が広がったといえます。
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  by photo_kanae | 2004-06-20 23:06 | 撮影テクニック

彩度とは

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35mmデジタルカメラには、彩度の設定項目があります。
じゃあ、彩度を変えるとどう変わるのか?

上記の写真をご覧ください。
真ん中が通常。
左が彩度が低い画像。
右が彩度が高い画像です。

写真を見ていただくとわかるのですが、左の画像は地味な色合いになっています。
これはカメラ設定ではできないのですが、photoshopなどのソフトで限りなく彩度を低くすると、カラーがなくなり白黒写真になります。
逆に彩度を高めると、とても派手な色合いになります。

注意点ですが、あまり彩度をあげ過ぎると色飽和を起こします。
簡単に言うと、グラデーションがなくなり、べたっとした諧調のない画像になります。
明確な意図がない場合は、あまり彩度を高くしない方がいいでしょう。
撮影後にphotoshopなどで、画面を見ながらの調整がお勧めです。

※ついつい彩度を高くしがちですが、うっかりすると非現実的な色合いになるので、かけすぎに注意しましょう。
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  by photo_kanae | 2004-06-18 00:05 | 撮影テクニック

マクロレンズ

雨露

マクロは、EF100mmマクロとEF MP65の二本持っています。
ことし、MP65を購入しました。
5倍までの撮影ができるので買ってみたのですが、むずかしーーー!
まだ使い切れてません。(T_T)
ピントがカメラを前後に移動させないと合わないので、ものすごく難しいんです。

かたやEF100マクロは最高です。
本当に解像度もいいですし、ピント精度も高いです。
キャノンであればお勧めですよ。
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  by photo_kanae | 2004-06-13 09:22 | 撮影テクニック

★正しいピントの合わせ方!

ピントが合わないとお嘆きの貴兄に!

デジカメに関しては、ほとんどオートフォーカス(AF)なので、AFカメラのピントの合わせ方のコツをお教えします。

あなたは、写真を撮るときに、どこにピントを合わせてますか?
あまりそんなこと考えたことないかもしれません。
人を撮るときには、目にピントを合わせますよね。
では風景やスナップは?

カメラのメカニズムを理解すると、ピントが合わせやすくなりますよ。
カメラは、AFセンサー(ファインダー内の四角いマークなど)の位置でピントを合わせます。だから、撮りたいもの、一番ピントを合わせたいところにAFセンサーを合わせるのです。

これじゃ、アドバイスになってないって!!^_^;
すいません。(ひとりボケ&ツッコミ)

実はAFセンサーには、ピントあわせが得意なものと不得意なものがあるんです。
基本的にセンサーは縦線(|)にピントを合わせるのが得意なんです。
だから、写真を撮る時は、できるだけAFセンサーを縦線(|)に合わせるのがポイントです。
あっ、縦線って一つ覚えだとミスっちゃうので、もうひとつアドバイス。
カメラを縦位置で写す場合は、横線(-)になりますから注意しましょう。

※高級カメラの場合は縦横両方OKなクロスセンサーを搭載している場合が多いです。ただ、複数のセンサーのうち中心の1点だけがクロスセンサーの場合がほとんどなので、基本的には縦線を意識してくださいね。
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  by photo_kanae | 2004-06-02 10:35 | 撮影テクニック

デジタルになってピンボケ続出!

なぜだ!!!

本当に近頃はピントの甘い写真が気になります。

デジタルの時代になり、パソコンで100%の倍率で拡大して写真を観察するようになり、これまで気にならなかったピンボケが、やたらと目につくようになったのです。
アナログの時代は、ポジスライドを4倍からせいぜい10倍のルーペで拡大するだけだったのですが、パソコンで100%表示すると、スライドに比べ数百倍、下手すると1000倍近い拡大をしていることになります。
もっと直感的に言うと、A2ぐらいに引き伸ばした写真をルーペで見てるような状態になっているんですね。

デジタルになって、アナログの時代と比べも物にならないぐらい、ピンとはシビアになったといえます。別の視点から見ると、これまで以上にレンズやカメラに厳しい時代になったといえます。
ピントの甘いレンズは、解像度に直結するので、デジタルでは粗がわかってしまうのです。また、カメラのピント性能もよくわかります。

実際の運用では、どれぐらい引き伸ばすかを基準にOKの範囲を決めるとよいでしょう。実は、A4ぐらいの大きさが一番粗が目立ちます。逆に大きく引き伸ばす場合は、写真から離れて見るため、少々解像度やピンが悪くてもOKだったりします。
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  by photo_kanae | 2004-05-30 22:06 | 撮影テクニック

変な色になっちゃう???

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デジカメで写真を撮ると、色がおかしいことがないですか?

人間の目には、白いものはいつでも白く見えます。
しかし、実際には真っ白であることは少なく、いろんな色がついています。

フィルムは、日中の太陽の光を基準に作ってありますので、
午後になると赤っぽく、日陰は青っぽく、蛍光灯では緑っぽく写ります。

デジタルカメラでは、これらを補正し、白は白に見えるように調整できます。
これをホワイトバランスといいます。

★色がおかしいのは、ホワイトバランスが合ってないからです。
デジタルカメラのホワイトバランスが、撮影状況と合っているかどうか、確認してみてください。オートになっている場合は、好みの色になるように、ホワイトバランスを調整してみるといいですよ。

★積極的にホワイトバランスを使ってみよう!
ホワイトバランスをいじることで、青っぽい写真や赤っぽい写真を狙って撮ることができます。ちょっと寒そうなイメージを出したいときは、白熱灯マークにあわせて青っぽくしたり、女の子を撮るときは、蛍光灯マークにあわせて、ちょっとピンクフィルターっぽく使えたりします。
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  by photo_kanae | 2004-05-21 10:47 | 撮影テクニック

どうして夜に撮影すると背景が真っ黒になっちゃうの?

人を撮ったり、記念撮影をするとよく、こんな写真になっちゃいませんか?

これは、ストロボを使ったときに起こる現象です。

ストロボは、人物が適正露出になるように発光します。
すると、背景の壁や周りにまで光が届かないため、バックが真っ黒になってしまうのです。

★解決方法1
スローシャッターにすることにより、背景を明るくすることができます。
コンパクトカメラの場合は、「夜景モード」や月のマークに合わせてください。
ただし、シャッター速度が遅くなるため、ブレる危険があります。
三脚を立てて、撮影することをお勧めします。
どこかにカメラを置いて、セルフタイマーを使って撮ってもいいですよ。
僕なんか、机において、手帳なんかで高さを調整して撮ったりします。

★解決方法2
これは、外付けのストロボを使うことによって背景を明るくする方法です。
カメラの上に取り付ける、クリップオンタイプのストロボの場合、発光面を天井に向けて発光します。光が部屋全体にまわり、背景も明るくなります。
ストロボ使用時の汚い影も出ないので、人物撮影でもプロみたいな雰囲気が出ますよ。
また、スレーブ(他のストロボが発光すると連動して発光する)ストロボを使うことで、コンパクトタイプのカメラでも、同様のことを行うことができます。
安いものでは、4000円ぐらいからありますので、お試しください。
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  by photo_kanae | 2004-05-19 10:02 | 撮影テクニック

バック(背景)が問題だ!

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プロの写真と、シロウトの写真で一番違うのは、バックじゃないかな。

ふつー、メインの被写体の後ろにナニが写ってるかなんて、気にする人少ないですよね。


★ところがどっこい、バックが重要なんです!

例えば、キレイな花を見つけたとします。
今までのあなたなら、きっと、お花に夢中で、シャッターを押しまくっていることでしょう。

★ちょっとひと息ついてみよう!

ファインダーをのぞいたとき、いままでメインのお花しか目に入らなかったと思いますが、一呼吸ついて、花のまわりをよーーく見てください。

ジャマなものは写ってませんか?

とくに、ゴミなんか写ってると最悪です。
せっかくのお花の写真が、台無しです。
ゴミを拾うとか、写らないように一歩横に移動するだけで見違えますよ!

その他、電線とか、通行人とかも入りやすいので、注意です。

★シンプルに!

まずは、背景をできるだけシンプルにすることを心がけましょう!
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  by photo_kanae | 2004-05-18 20:33 | 撮影テクニック

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